
研究紹介
リハビリテーション科・部で行っている研究の方針と内容をご紹介します
通常、臨床研究は文書もしくは口頭で説明を行い、患者からの同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。臨床研究のうち 観察研究においては、たとえば患者への侵襲や介入がなく、人体から取得された試料を用いず、診療情報などの情報のみを用いて行う研 究については、国が定めた倫理指針に基づき、必ずしも対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るとはかぎりませんが、研究 の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされています。このような 手法を「オプトアウト」といいます。
オプトアウトを用いた臨床研究は下記の通りです。 研究のために自分のデータが使用されることを望まれない方は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。
年度 | 研究担当者 | 研究課題名 |
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2018年度 | 篠田裕介 | 骨転移キャンサーボード介入症例についての診療データベースを用いた包括的研究および、その転帰と最終的な歩行状況に関する研究(11938) |
2018年度 | 藤原清香 | 「小児筋電義手適用のプロトコールに関する調査研究 」 |
2018年度 | 兼岡麻子 | 「食道がん術後に生じる嚥下障害の病態解明」 |
2019年度 | 篠田裕介 | 脊椎転移切迫麻痺病変を判定するディープラーニングAIプログラムの開発 |
2020年度 | 篠田裕介 | 「リハビリテーション医学に関する後ろ向きの疫学研究」 |
2020年度 | 兼岡麻子 | 頭頸部癌への化学放射線療法による嚥下障害に対する予防的リハビリテーション:患者アドヒアランスの向上を目的とした「リハビリテーション・ハンドブック」の作成とその導入効果 |
2022年度 | 荻野亜希子 |
覚醒下手術による脳機能マッピング及び周術期リハビリテーション介入における 言語・高次脳機能の経時的変化 |
2024年度 | 兼岡麻子 | 頭頸部癌化学放射線治療患者へのクラウド管理型嚥下リハビリテーションの治療効果の検証 |